【道具としての英会話】英会話力の「正しい」メンテナンス方法

道具は、使わないまま、メンテンスもしないで長期間放置しておくと、いざという時に使い物にならない場合があります。それは英会話力も同じです。せっかく身につけた英会話力をいつでも使えるようにしておくためには、メンテナンスが欠かせません。今回は英会話力をメンテナンスする手段として、注目のオンライン英会話スクール(Mainichi Eikaiwa)について、無料体験レッスンの様子も交えてご紹介します。
Call centre worker

英会話力メンテナンスの必要性

私にはアメリカ留学の経験があるのですが、帰国してからの約9年間は、職場でもプライベートでも英語をほとんど使いませんでした。そのため、せっかく身につけた英会話力もほとんど失われ、初めての転職でカナダの会社に入社した時には数々の悲惨な経験をしました。

極めつけは、カナダ人の上司から「もし英語力だけが審査基準だったら、君を採用しなかったよ」と冗談交じりで明言されたことです。この言葉はさすがにショックでしたし、あらためて留学後の過ごし方を後悔したものです。

もし留学から帰国したあの当時に戻れるとしたら、英語を話す必要のない環境で英会話力を維持するために何ができたのか、ちょっと考えてみたいと思います。

Call centre worker

英会話力メンテナンスの実際

英語を話す外国人の友達が見つかれば、お金もかけずに目的を達成できるかもしれません。ただ現実には、代償を求めずにあなたの英語に注意を払ってくれるような親切で忍耐強い外国人の友達が見つかる確率は、かなり低いのではないでしょうか。

私の友人の中にも、英語の発音や文法の間違いを指摘してくれる人はいますが、私があまりにも頻繁に間違いをおかすせいもあって(笑)、それらを逐一指摘してくれるわけではありません。

想像してみてください。例えば、もしボビー・オロゴンがあなたの友達だったとしたら、彼のおもしろい話の腰を折ってまで日本語の細かいミスをいちいち指摘しませんよね。多分…。

英会話スクールに通うのも解決策の一つかもしれません。留学後に徐々に失われていく英会話力に気づいた私も、英会話スクールに通うことを真剣に考えた時期がありました。ただ1時間ほどかかっていた通勤時間や、1年のうち少なくとも数か月間は残業を余儀なくされるような生活を送っていたため、結果的には、その解決策はあきらめざるを得ませんでした。

ただ、今の世の中には、25年前にはなかった英会話力を維持するための解決策であふれています。そのひとつが、オンライン英会話レッスンです。

Office

英会話力のメンテナンス手段としてのオンライン英会話

オンライン英会話レッスンを提供する学校の多くは、無料体験レッスンを提供しています。論より証拠と言うことで、私も早速申し込んでみることにしました。

まずは学校選びですが、ネット上にはオンライン英会話スクールを比較する情報が数多く存在しています。私もそうした情報のひとつを利用してみたのですが、大手の情報、しかもどちらかというと初級者向けの格安プログラムの情報が中心で、私が希望するような中級レベル以上の英会話力をスキルアップするのに役立ちそうな学校の情報はそれほど多くありませんでした。

そんな時に知人に紹介してもらったのがMainichi Eikaiwaです。①アメリカ、カナダ、イギリスなど英語圏出身の講師が多く、マンツーマンの担任制で質の高いレッスンが受けられること、②ポイント制レッスン『マイオーンペース』は、ポイントの有効期限が最大12か月間もあるため、仕事の繁忙期を避けながら都合の良いレッスンプランが立てられる、というのがお勧めのポイントでした。

オンライン英会話スクールを本気で探された経験がある方でしたらお分かりいただけると思いますが、これらの条件がそろっている学校を見つけるのは簡単ではありません。

料金も同等レベルのサービスを提供する学校と比較して割安感があったため、早速Mainichi Eikaiwaのインターネット・サイトから無料体験レッスンを申し込んだところ、すぐに予約することができました。

オンライン英会話レッスン無料体験記

私の無料体験レッスンをご担当いただいたMainichi Eikaiwaの講師は、ハワイ出身の日系アメリカ人男性で、以前はホテル業界でお勤めされていたそうです。Mainichi EikaiwaのWEBサイトには講師の皆さんのプロフィールが細かく掲載されているのですが、なかには日本国外にお住まいの方や、英語教師以外の職歴をお持ちの方も複数いらっしゃるようです。

ビジネス英会話を希望する受講者は、各国の商習慣などに加えて講師の方の専門分野についてお話を伺うこともできるようです。今回の体験レッスンでは、ハワイのホテル業界の話や、顧客対応時の会話について注意事項を伺いました。

Mainichi Eikaiwaでは、受講内容をカスタム・メイドで設定できるということでしたが、もし私がカスタマー・サービス関連業務の現役担当者だったとしたら、半年間の授業計画はその場で決まっていたと思えるほど、無料体験レッスンは有意義な内容でした。
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英語だけじゃない!ビジネスに有効な情報も魅力

このMainichi Eikaiwaように多彩なビジネス・バックグランドを持つ講師のレッスンを受けられるという点は、オンライン英会話スクールでビジネス英語を学ぼうとする社会人受講者にとっては大きな付加価値になると思います。

アメリカ、カナダ、イギリスの出身者が多いという点も、日本に進出している外資系企業の本社所在地にそれらの国々が多いことを考えると、各国の文化やビジネス商習慣についての情報を得られるという点で大きなメリットだと思います。

なおMainichi Eikaiwaでは授業の長さを25分と50分から選べるそうです。今回の無料体験は50分でしたが、あっという間に時間が過ぎました。25分を体験していないので何とも言えませんが、実際のビジネス・ミーティングの感覚に近いのは50分のレッスンだと思います。

まとめ

体験レッスンを通して、英会話能力をメンテナンスする手段として、オンライン英会話レッスンが極めて有効であることを実感しました。仕事で英語を使っていると「まあ通じているからいいや」という気持ちが芽生えてくるものですが、グループ内のコミュニケーション効率を高めたり、顧客対応の品質を改善するためには、英会話力を正しくメンテナンスすることが大切です。

「ビジネス英会話」という言葉自体は、英語のネイティブ・スピーカーにはピンとこないこともあるようです。その一方、グローバルな職場環境でビジネスの質や効率を高めるために、英語の非ネイティブ・スピーカーを含む社員の「会話力」を高めることの必要性は十分理解しているはずです。

企業活動にとって大切なのは、言葉の選択の適切さや文法の正確性といった要素よりも、企業活動をドライブするための「会話力」そのものです。そうした意味でも、ビジネスで使えるオンライン英会話レッスンを選ぶ際には、「英会話プラスアルファの価値があるかどうか」を基準にされてみてはどうでしょうか?

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