『熱海梅園梅まつり』伊豆に訪れた最初の春を見に行く

色取り取りの梅の花を一カ所で楽しめる『熱海梅園梅まつり』。熱海観光の冬のハイライトですが、満足度は梅の開花状況によって大きく左右されます。
Atami The Plum Flower Festival

出発前に開花情報をチェック!

JR熱海駅からバスで15分の熱海梅園には、開花時期が異なる58種類もの梅の木が植えられています。早いものだと11月下旬から12月の上旬には開花するそうです。

気になる梅の開花情報ですが、出発前にチェックした熱海市観光協会の公式サイトには以下の情報が掲載されていました。

<梅の開花状況> 1/27現在

全体(59品種・全472本)432本開花 →5.17分咲き
上記のうち
・早咲き(全272本)271本開花 →7.19分咲き
・中咲き(全104本)99本開花 →4.00分咲き
・遅咲き(全96本)62本開花 →0.76分咲き

見頃の梅も182本となりました。例年より約2週間早いです。
このペースだと全体の開花ピークは2月初旬になると思われます。

全体は5.17分咲きだけど、早咲きは7.19分咲きといことだったので、「まあ、見るものが何も無いわけではないから大丈夫か…」という事で、開花状況がピークに達する前の、つまり混雑する前の熱海梅園に出かけることにしました。

開花率と満足度の関係は?

300円(熱海市民と熱海市内の宿泊施設両者は100円)を払って入園した私の目の前に広がった景色は、まさに開花状況50%そのものでした。

Atani The Plum Flower Festival

Atami The Plum Flower Festival

1886年に開園した熱海梅園は人工的に作られた庭園で、ありのままの自然を楽しめるというわけではありません。また、園内には、梅の花以外にコレと言って見るべきものはありません。

例外は、『シャボン玉』『てるてる坊主』などの童謡を数く手掛けた作曲家・中山晋平の住居(明治・昭和初期の純和風建築)を自由に見学できる中山晋平記念館です。

Atami The Plum Flower Festival

Atami The Plum Flower Festival

Atami The Plum Flower Festival

Atami The Plum Flower Festival

「お花見イベント色」が濃厚

1月7日から3月5日まで行われる梅まつりの期間中は、園内で様々なイベントが行われていてかなり賑やかです。出店もたくさんあり園内でランチを済ませることも十分可能です。食事を楽しみながらお花見気分を満喫したい来園者にとって『熱海梅園梅まつり』は魅力的なイベントだと思います。

なお、食事をしながらゆっくり園内をまわったとしても所要時間は2時間以内に収まると思います。

Atani The Plum Flower Festival

一方、自然観察が目的の来園者にとっては、イベント・スケジュールを繰り返し告知する館内放送やBGMを耳障りに感じるかもしれません。静かに景色を楽しむには、ある程度場所を選ぶ必要があるからです。

ただ、満開の梅の花を目の前にしたら、そんなことは気にならないかもしれません。

混雑覚悟で開花率100%のタイミングで

これから熱海梅園梅まつりにお出かけになる方は、熱海市観光協会「梅の開花状況」を確認して、開花状況が100%に近くなるタイミングを狙うことをお勧めします。混雑状態も開花状況もピークになると思いますが、それだけの価値はあるはずです。

Atami The Plum Flower Festival

車で行く場合は、付近に600円/日で利用できる100台規模の駐車場があります。ちなみに、1月28日土曜日について言えば10時頃にはほぼ満車状態でした。

なお、駐車場の入り口付近の糸川沿いには何とほぼ満開の桜が咲いているではありませんか! 早咲きの桜として有名な熱海桜です。今回は梅よりもこちらに感動しました。

Atami The Plum Flower Festival

まとめ

いかがでしたでしょうか?熱海梅園の梅まつりは、良くも悪くも温泉街のお祭りイベントみたいな感じで、好き嫌いが分かれるところです。

今回久しぶりに熱海に行ってみたのですが、駅ビルも新しくなって、以前に比べ随分活気が増したと思います。首都圏にも近いし、移住先の候補地としても魅力的な街ではないでしょうか?


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