バレンタイン・デーに、世界有数の富豪スーパー・リッチの皆さんはどんなギフトを贈っているのでしょうか? ちなみに海外のバレンタイン・デーでは、男性から女性へプレゼントを贈るのが一般的です。それでは現実離れしたロマンチストの皆さんのギフト・アイデアをお楽しみください。
バラ999本
海外ではバレンタイン・ギフトの定番、バラの花束。しかし、世界のスーパー・リッチが贈るバラの花束はスケールが違います。
上海では、999本のバラをプレゼントしたスーパーリッチがいたそうです。ところがその翌年、同じ人物が同じパートナーに贈ったのは99本。
中国のバブルもはじけ、スーパー・リッチの財布を直撃したのかと思いきや、数字の”999”は『永遠の愛』、”99”は『永遠にあなたと一緒にいたい』という意味があるのだそうです。ちなみに『魂の結びつき』は”12本”、『あなたに会いたい』は”24本”になるそうです。
グッチのレアものシューズ
世界的規模で事業展開するとある富裕層向けコンシェルジュサービス会社では、ロンドン在住の会員から次の日曜日に迫ったバレンタイン・デー用にレアもののグッチ製シューズの調達を依頼されたそうです。
グッチ・スペインのマドリッド支店でシューズを見つけた担当者は、ハンド・キャリーでシューズを持ち帰り、ロンドンのホテルに届けたそうです。レアものグッズを間際になって探したにもかかわらず、見事にゲットするとは…。スーパー・リッチになるには運も必要ということでしょうか。
超高級香水
英国王室御用達の高級香水メーカー・フローリス。前述した富裕層向けコンシェルジュサービス会社では、会員からの依頼でフローリスに特別な香水をオーダーしたそうです。
お値段は最もお手頃なものでも4,500ポンド、日本円で65万円です。会員の奥様のために特注されたこのバレンタインギフト、お気に召さなかった場合はどうなるのでしょうか?
ソールドアウトのコンサートチケット
多忙を極めるスーパーリッチからの依頼に応える富裕層向けコンシェルジュサービス会社。バレンタインデーの駆け込み依頼の中には、ソールド・アウトのコンサートチケット、数か月先まで予約で満席状態のレストランの予約、数日後に迫ったロンドン・マイアミ間のファーストクラスチケットといった、一般の旅行会社ではいたずら電話扱いされそうな依頼もあるようです。
トリュフ入りチョコ
アメリカのスーパーリッチに大人気なのが、デンマーク人ショコラティエFritz Knipschildtの手による”世界一高いトリュフ”「ラ・マドレーヌ・オ・トリュフ」です。
ヴァローナのブラックチョコレートと「黒いダイヤモンド」と呼ばれる450グラムあたりのお値段は1000ドルを下らないフランス産黒トリュフがたっぷり使われて、お値段は何と一粒250ドルです。(約28,000円)です。
オリジナル・アルバム
愛する人からギターやピアノで生歌・生演奏をプレゼントされた経験がある人はいらっしゃいますか?知り合いの知り合いを探せば、一人ぐらいは見つかるかもしれませんが、自分で作曲したオリジナル曲をプレゼントされた人を見つけるのは難しいかもしれません。
ましてや、グラミー賞受賞実績のあるレコーディング・エンジニアがロンドンの音楽スタジオで制作したオリジナル・アルバムをプレゼントされた人は、世界的なスーパーリッチの身内に限られるはずです。費用はiTuneでのリリース費用も含め約11万ポンド(約1,600万円)だそうです。
まとめ
海外スーパー・リッチのバレンタインデー事情、ご参考いただけましたでしょうか?
悪い冗談はさておき、男性の皆さんは、チョレートの交換だけで済む日本に生まれてよかったと思われたかもしれませんね。
ただ、観方を変えれば、日本のように義理チョコとかホワイトデーなどの商業化された儀式にお金を無駄に使うよりも、本来の習慣通り、男性から愛する女性に心を込めたプレゼントを贈る日にしたほうがロマンチックだし、費用対効果の面でも優れているのかもしれません。
(参照:CNBC,the telegraph,)