あなたは転送されてきたメールの扱いに困ったことはありせんか?例えば、転送されてきたメールが自分に関係ない内容だった時、あるいは、アクションが求められているメールが複数の担当者に送られてきた時、あなたならどうしますか?今回は、何かと戸惑うことが多い英文ビジネスメールの『転送』について国際標準の5つのマナーをご紹介しましょう。
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ルールその1:一切手を加えずに転送しない
自分宛に送られてきたメールに一切手を加えずに、そのまま次の人に転送するのは止めましょう。あなたの考えを加えたり、次の人が理解しやすいように整理したリ、何らかの価値を加えてから転送すべきです。
ルールその2:時間がない時は無理に転送しない
これはルール1に関連するマナーです。情報にあなたの価値を加えるための時間がないのであれば、無理に転送すべきではありません。内容を充分に確認しないまま転送するのも避けなければなりません。
ルールその3:転送する価値があるのかよく考える
送られてきたメールを転送するのは、その価値がある場合に限るべきです。もし相手と共有する価値の無い情報であれば、例えあなたの前に転送した人達がそれを承知で転送していたとしても、あなたは自分の見識で転送の是非をしっかり判断すべきです。
一度でも配慮に欠ける転送をしてしまうと、情報の取り扱いに関するあなたの信頼は大きく損なわれてしまいます。
ルールその4:チェーンメールは止めよう
これも今まで紹介したルールと同じで、共有する価値のないものは転送しないという原則です。違いは、転送するか否かをあなたが判断することは求められない、という事です。送り主は少しでも多くの人たちにメールを送り届けるためにあなたのコネクションンを利用しているだけなのです。
ルールその5:プライバシーの漏洩に注意
複数の人に転送する必要がある場合は、自分のメールアドレスをTo欄に入力し転送先のアドレスをBCC欄に入力します。言うまでもなく、転送した先であなたがメールを送った人達のメールアドレスが漏洩する事態を避けるためです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?他人と共有する価値のない情報は転送しない。そしてただ転送するだけでなく自分の付加価値をつける。この二点は特に大事だと思います。
また、あくまでもあなた宛てに送られてきたメールを第三者に転送する場合は、送り主の許可を得なければなりません。メールにも著作権があることをお忘れなく。
さらに、あなたがメールを転送をすべきでないと判断した場合、あなたに転送を依頼した人の感情を傷つけることになるかもしれません。そんな時は、自分に無価値なメールが送られてきた時のことを思い出しましょう。