「今年こそ外国語の勉強を始めよう!」とお考えの皆さんもいらっしゃるのではないでしょうか? 今回は外国語学習のロールモデル(お手本)になりそうな、勉強して外国語をものにしたハリウッドのバイリンガル・セレブをタイプ別にご紹介します。
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「好きなことに熱中」
「好きなこと=明確な目的意識」は語学をものにするための重要な鍵です。
ジョゼフ・ゴードン=レヴィット
フランス文学に夢中
読書家のジョゼフ・ゴードン=レヴィットは、大学時代にフランス文学に熱中しフランス語の勉強を始めました。2016年に公開された『ザ・ウォーク』では実在したフランス人綱渡り芸人フィリップ・プティを演じています。
すでにフランス語おたくの領域に達していたジョゼフ・ゴードン=レヴィットは、パリジャンの主人公になりきるために、パリなまりのフランス語と英語も身につけたそうです。
グウィネス・パルトロウ
「筋金入り」スペイン・マニア
グイネス・パルトロウは、15歳(日本で言うと中学3年)の時に1年間スペインに留学したことをきっかけにスペイン語をマスターしました。彼女のスペイン好きが有名になったきっかけは公共放送PBSの人気旅番組『Spain… on the road Again』です。
この番組でグイネス・パルトロウは、アメリカ版『料理の鉄人』、ニューヨーク・タイムスのフードライターと共演、オープンカーでグルメ三昧の贅沢旅行を繰り広げます。(日本でもBSのディーライフで放送していたので見たことがある人もいるのでは?)
グイネス・パルトロウには娘が二人いますが、子供たちにも自らスペイン語を教えています。しかも、家ではスペイン語オンリーを命じているということですからかなり徹底しています。
「元・天才子役の場合」
ハリウッドには「天は二物を与えず」に当てはまらない、天才的な学習能力の持ち主も存在します。ロールモデルに設定するにはハードルが高すぎますが、話のネタにどうそ(笑)
ジョディ・フォスター
「神童」はフランス語も完璧にマスター
3歳から読み書きを始めた天才ジョディ・フォスターは、小・中学校、そして高校までロサンゼルスのフランス語学校に通い、子役としてフランス映画に出演できるほどフランス語を完璧にマスターしました。
彼女は自分の出演した映画のフランス語吹き替えを自分でこなすことでも知られています。(いくら語学が堪能とは言え彼女ほどの大スターが外国語吹き替えをするのは異例です。)
なお、フランス語ほどではないもののドイツ語、イタリア語、スペイン語も理解できると言われています。
「庶民的努力家」
大学の授業や留学ではなく、独学でコツコツと勉強し外国語をマスターした庶民的なハリウッド・スターも存在します。
ウィル・スミス
ウィル・スミスは地元ロサンゼルスで、ヒスパニック系の友達とスペイン語で話したり、たまに友達とスペイン旅行に出かけたりしながら、少しづつスペイン語を勉強したそうです。
インタビューでスペイン語の勉強方法を聞かれた際にはこんな風にコメントしています。自分のスペイン語にアクセントがあるのはわかっているけど、話すことや間違えること恐れずに、とにかく話すようにしてるよ。(引用元 Study in Spin)
上のインタビュー動画を見ても分かりますが、とても気さくで良い人ですよね。あらゆる面でまさに「ロールモデル」です。ロサンゼルスに住んでいればスペイン語を話す機会には恵まれるでしょうが、多忙なスケジュールの合間に勉強を続けてここまでのレベルに到達したのですから大したものです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?ロールモデルを見つけることは、外国語学習に必要なモチベーションの維持に役立ちますし、それが自分の好きな俳優ならもう言う事なしです。
個人的にはウィル・スミスのような勉強方法が理想です。もし身近に外国人の知人がいたら、ひと言ふた言づつでも言葉を教えてもらうのが良いと思います。相手にとっても、自分の文化に興味を持ってもらえるのは嬉しい事だと思います。