留学経験がある向学心旺盛なセレブの皆さんをご紹介します。「留学が人生を変えた」と語る人は少なくありませんが、今回ご紹介する皆さんもその例外ではありません。
それぞれの留学経験には、全員グッド・ルッキングであるという事実以外にも、ある共通点が見えてくるはずです。
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グゥイネス・パルトロウ(米国)留学先・スペイン
1998年『恋におちたシェイクスピア』で第71回アカデミー賞主演女優賞し、2013年には米People誌が選ぶ「最も美しい人2013年版」(Most Beautiful 2013)のトップに輝いたグゥイネス・パルトロウ。15歳の時、当時通っていたニューヨークにある私立の名門女子高Spence Schoolの交換留学制度を利用し、スペインのタラベラ・デ・ラ・レイナに1年間留学していました。
留学経験が「人生を変えた」と話す彼女は今もスペイン語が堪能で、2人の娘には自らスペイン語を教えています。
ブラッドリー・クーパー(米国)留学先・フランス
2009年の『ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い』でブレイクしたブラッドリー・クーパーは、2012年の『世界にひとつのプレイブック』から『アメリカン・ハッスル』、『アメリカン・スナイパー』と3年連続でアカデミー賞にノミネートされています。彼はフランスの古都エクス=アン=プロヴァンスに半年間語学留学していました。
子供の頃にオリンピックをテーマにした映画『炎のランナー』でフランス語を耳にした彼は、「なんてカッコいい発音なんだ。」と感動し勉強を始めたそうです。なお、フランスのメディアの取材にはフランス語で対応するほどフランス語に堪能です。
マシュー・マコノヒー(米国)留学先・オーストラリア
1997年の『コンタクト』、スピルバーグ監督の『アミスタッド』でブレイクし、2013年の『ダラス・バイヤーズクラブ』で第86回アカデミー賞主演男優賞を受賞したマシュー・マコノヒー。高校時代に1年間、交換留学でオーストラリアのニューサウスウェールズ州のワーナーベールに留学しています。
オーストラリアに留学した理由について聞かれ「とにかくずっと旅行が好きだったんだよ。冒険がしたくて1年間留学したんだ。」と答えています。
ペネロペ・クルス(スペイン)留学先・米国
2006年のスペイン映画『ボルベール〈帰郷〉』でカンヌ国際映画祭女優賞、2008年の『それでも恋するバルセロナ』でアカデミー助演女優賞を受賞したスペイン人女優ペネロペ・クルス。スペインの国立芸術院で学んだあとに、アメリカ・ニューヨークのCristina Rota’s Schoolに4年間留学しクラシックバレエやスペイン舞踊を学んでいます。
母国語のスペイン語、英語の他にイタリア語、フランス語に堪能です。
アンダーソン・クーパー(米国)留学先・ベトナム
CNNの人気アンカーのアンダーソン・クーパーです。名門イエール大学卒業後、米国内の中学生や高校生などの若者向け番組を制作する放送局チャンネルワンに就職しますが半年で退社。1年間ベトナムのハノイ大学に留学しベトナム語を学んでいます。その後は、ビルマ、ソマリア、ルワンダなどの紛争地域に赴きジャーナリストとして活動します。
23歳の兄が自殺したことをきっかけに「どうしてある種の人達は、他の人達ならとても生きていけないような環境で生きていられるのか?はたして自分はそんな世界で生きていけるのか?」と考えるようになり、ジャーナリストを志すようになったそうです。
クリス・パイン(米国)留学先・イギリス
2004年の『プリティ・プリンセス2/ロイヤル・ウェディング』で映画デビューし、2009年の『スター・トレック』でカーク船長を演じ一躍スターダムを駆け上がったクリス・パイン。カリフォルニア大学バークレー校で英文学を学んだ彼は、大学3年の時に1年間イギリスのリーズ大学に留学しています。
留学時代のことを聞かれたパインは「とにかく自由に自分の学問を追及することを奨励された」と答えています。
まとめ
いかがでしたでしょうか?若手俳優のクリス・パインとジャーナリストのアンダーソン・クーパー以外は、期せずしてアカデミー賞受賞(もしくはノミネート経験者)ということになりました。
今回ご紹介した皆さんの留学体験に共通しているのは、ずばり「明確な目的意識」だと思います。好きなこと、興味のあることに徹底して取り組む姿勢こそが、あらゆる留学体験を成功に導く鍵と言えるでしょう。