【ロマンティックが止まらない】ミュージカル映画のお勧めラブソング・ベスト5

ミュージカル映画のサウンド・トラックからお勧めのラブソングベスト5をご紹介します。

『ハイスクール・ミュージカル/ザ・ムービー』

Can I have this dance

卒業を控えたトロイとガールフレンドのガブリエラ、そして高校生活を共に過ごした級友たち。一緒に作る最後の思い出が一生心に残るものとなるように、それぞれが胸に抱く未来への希望や不安など等身大の自分たちを表現した“ミュージカル”を上演することに。ところが卒業の日が近づくにつれ、別れへの不安や進路の迷いなどに押しつぶされて、大切な《今この瞬間》を見失いそうになってしまう。そして、別々の大学への進学が決まっているトロイとガブリエラは・・・。(引用元:ハイスクール・ミュージカル/ザ・ムービー [DVD]

2008年に公開され、ミュージカル映画として歴代最高のオープニングを記録したディズニーのティーン・エージャー向けのミュージカル映画です。『ラ・ラ・ランド』が公開されるまで、1974年以降に公開されたミュージカル映画の歴代興行収入ランキングで第10位をキープしていました。監督と振り付けを担当したケニー・オルテガはマイケル・ジャクソンの『This is it』を監督をしたことでも知られています。

卒業を控えた高校生カップルを演じたザック・エフロンとヴァネッサ・ハジェンズは、映画がきっかけで2年ほど交際したらしいです。高校の屋上でワルツを踊るシーンのクリーンなロマンティシズムは、ディズニー映画の本領発揮といった感じですね。

『ムーラン・ルージュ』

Come what may

世紀末のパリ。大人気を誇るキャバレー「ムーラン・ルージュ」のスターで高級娼婦サティーンと、貧乏作家のクリスチャンは激しい恋に落ちる。ショーへの出資の見返りに、サティーンを我がものにしようとする公爵に隠れて、危険な関係を続ける二人だったが、思いもかけない悲劇が起こる…。(引用元:ムーラン・ルージュ [DVD]

監督のバズ・ラーマンはインドのボリウッド映画を意識して『ムーラン・ルージュ』を撮影したことを後に明かしていますが、早い場面転換、派手で大掛かりなセット、スローモーションを多用した映像にその影響が見て取れます。サウンド・トラックには、ポリス、マドンナ、ファット・ボーイ・スリムなど80年代後半から90年代前半のヒット曲が多数使われているので、その頃青春時代を過ごした、ちょうど主演の二人と同世代の皆様にはきっと楽しめる作品だと思います。

この作品の評価を高めているのは、運命に翻弄される幸薄いヒロイン役のニコール・キッドマンです。この作品で ゴールデングローブ賞 主演女優賞(ミュージカル・コメディ部門)を含む多数の演技賞を受賞しています。ユアン・マクレガーと吹き替えなしで歌っているデュエット曲「Come what may」は、騒がしいドタバタ劇の中で一服の清涼剤のような安らぎを与えてくれます。

『グリース』

Hopelessly devoted to you

避暑地で知り合い恋に落ちた高校生のダニーとサンディは、夏の終りとともに離ればなれになるが、彼の通う高校に彼女が転校してきて偶然に再会。だが実は、ダニーは不良グループのリーダー、一方サンディはお金持ちのお嬢様だった。突然の再会に喜ぶサンディ、本当はダニーもサンディとの再会を喜んでいるのだが、仲間の手前つれない素振りをするしかない。そんなダニーに怒ったサンディは…。(引用元:グリース スペシャル・エディション [DVD]

1974年以降に公開されたミュージカル映画の歴代興行収入ランキングで今日まで堂々の第一位を維持するミュージカル映画の金字塔です。トラボルタ・ファンには申し訳ありませんが、この映画はオリビア・ニュートン=ジョンが全てです。音楽ファンを映画館に引っ張り出したミュージカル映画スターは、彼女以降現れていません。

物語の舞台はイースト・ロサンゼルスで、ヒロインは当初アメリカ人という設定でしたが、オーストラリア人のオリビア・ニュートン=ジョンのアクセントが強すぎたため「バケーション中のオーストラリア人」という設定に変更されました。

熱心な環境保護活動家として知られるオリビア・ニュートン=ジョンは、イルカ保護の立場から日本政府に抗議し1978年の来日公演を延期したことがあります。ただ、その後は9回来日し2015年には災追悼公演「Pray For Fukushima」を行うなど親日的な姿勢を示してくれています。

『シェルブールの雨傘』

Les parapluies de Cherbourg

フランス北西部の港町シェルブールで、ささやかだけれど美しい恋を育む自動車修理工の若者ギイと傘屋の少女ジュヌヴィエーヴ。恋に恋する年頃のジュヌヴィエーヴに未亡人の母エムリー夫人は心配顔。出かけるたびに嘘をつきながらもジュヌヴィエーヴはギイと出会う時間が嬉しかった。だがある日、アルジェリア戦争の徴集礼状がギィに届き、二人は離れ離れとなってしまい ―。(引用元:シェルブールの雨傘 [Blu-ray]

1964年に公開された『シェルブールの雨傘』は台詞の代わりに音楽が使われた史上初めての映画です。現在のミュージカル映画スタイルの原型であり、カトリーヌ・ドヌーヴを一躍世界的な大スターにしたフランス映画の傑作です。(ちなみにドヌーブの歌は吹き替えです。)

なんともロマンティックかつ切ないストーリーは、ハリウッド映画とは明らかに一線を画すもので、日本を含め世界中のクリエイターに影響を及ぼした作品と言えます。一度見終わった後で、ミシェル・ルグラン作曲のメインテーマが使われている3つのシーンのどれかひとつを見てみましょう。きっと胸にこみ上げるものがあるはずです。

公開当初は質の低いフィルム現像技術が使われたため、2004年にデジタル・リマスターされるまでは、本来の鮮やかな色彩が観客の目に触れることはありませんでした。2013年には完全にデジタル修復され、衣装やセットの繊細な色使いや配色が再評価されるようになりました。

『ラ・ラ・ランド』

City of stars

夢を叶えたい人々が集まる街、ロサンゼルス。映画スタジオのカフェで働くミアは女優を目指していたが、何度オーディションを受けても落ちてばかり。ある日、ミアは場末の店で、あるピアニストの演奏に魅せられる。彼の名はセブ(セバスチャン)、いつか自分の店を持ち、大好きなジャズを思う存分演奏したいと願っていた。やがて二人は恋におち、互いの夢を応援し合う。しかし、セブが店の資金作りのために入ったバンドが成功したことから、二人の心はすれ違いはじめる……。 (引用元:公式サイト

『ラ・ラ・ランド』をはじめとした優れたミュージカル映画に共通するのは、現実と幻想の間の心地よい距離感だと思います。舞台となっているロサンゼルスの描き方も、現実のロケーションに幻想的な美しさが程よくミックスされていて見事です。主人公の二人が訪れる夜景がきれいなグリフィス天文台も、ターミネーターで裸のシュワルツェネッガーが落ちてきたのと同じ場所にはとても見えません。

サウンド・トラックは、今回ご紹介した「City of stars」をはじめ良い曲ばかりです。バック・ストリート・ボーイズのメンバーとしてスカウトされたものの辞退した経験を持つライアン・ゴズリングが満を持して本領を発揮する『ラ・ラ・ランド』。絶対に見逃せない作品です。

『ラ・ラ・ランド』 ライアン・ゴズリング 「ファンならとっくに知っている『驚くべき』逆転人生」
若手の演技派俳優として着実にキャリアを積み上げてきたライアン・ゴズリング。2016年度のメジャーな映画賞を総なめする勢いのミュージカル映画『...

まとめとオマケ

いかがでしたでしょうか?良く出来たミュージカル映画をたまに見ると、本当に幸福感に包まれます。ミュージカル映画食わず嫌いの皆様にも、ぜひ一度お試し頂けたらと思います。

さて、最後にミュージカル映画ではありませんが、こちらのミュージック・ビデオをご紹介したいと思います。出演しているのは映画ファンならお馴染み『ディア・ハンター』のクリストファー・ウォーケンです。実は彼も元ミュージカル俳優なのです。現実と幻想の距離感が人を夢心地にする感覚を味わっていただけるのではないかと思います。ぜひご覧ください。


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